冷凍インゲンの農薬汚染、中国側の初期調査では製造元に責任認められず
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【10月16日 AFP】中国製冷凍インゲンから高濃度の殺虫剤ジクロルボスが検出された問題で、製造元の煙台北海食品(Yantai Beihai Foodstuff)がある中国・山東(Shandong)省当局は16日、問題のインゲンの栽培・加工過程に問題はなかったとの初期調査結果を公表した。国営新華社(Xinhua)通信が報じた。
新華社が当局者の説明として伝えたところによると、煙台北海食品の冷凍インゲンのサンプルからは「農薬は検出されなかった。インゲンの栽培および加工過程にも、異常は認められなかった」という。
これに先だって輸入元のニチレイフーズ(Nichirei Foods)は同日、AFPの取材に対し、「インゲンの栽培については厳しい管理体制を敷いており、中国の畑で栽培中に汚染されたとは考えにくい」とした上で、「商品に殺虫剤が混入した時期や場所は依然としてわかっていない。警察が捜査している」と述べていた。
NHKによれば、日本の警察当局はジクロルボスは意図的に混入されたとの見方を示しているが、混入場所については特定できていない。
国内の小売業者や食品輸入業者は、食品の安全確保に向けた検査を強化していくとしているが、中国製食品の販売中止にまでは踏み切っていない。
一方、外務省は声明で、中国大使館が15日夜に中国政府が「今回の事件をとても重要視している」と日本側に伝えてきたことを明らかにした。中国側は今回の事件で日中関係に傷がつくことを憂慮しているとし、日中両国が「科学的に本件を捉え、お互いに情報を交換しあうことで解決していきたい」と述べたという。(c)AFP
新華社が当局者の説明として伝えたところによると、煙台北海食品の冷凍インゲンのサンプルからは「農薬は検出されなかった。インゲンの栽培および加工過程にも、異常は認められなかった」という。
これに先だって輸入元のニチレイフーズ(Nichirei Foods)は同日、AFPの取材に対し、「インゲンの栽培については厳しい管理体制を敷いており、中国の畑で栽培中に汚染されたとは考えにくい」とした上で、「商品に殺虫剤が混入した時期や場所は依然としてわかっていない。警察が捜査している」と述べていた。
NHKによれば、日本の警察当局はジクロルボスは意図的に混入されたとの見方を示しているが、混入場所については特定できていない。
国内の小売業者や食品輸入業者は、食品の安全確保に向けた検査を強化していくとしているが、中国製食品の販売中止にまでは踏み切っていない。
一方、外務省は声明で、中国大使館が15日夜に中国政府が「今回の事件をとても重要視している」と日本側に伝えてきたことを明らかにした。中国側は今回の事件で日中関係に傷がつくことを憂慮しているとし、日中両国が「科学的に本件を捉え、お互いに情報を交換しあうことで解決していきたい」と述べたという。(c)AFP