【10月14日 AFP】ロシアの通信社は13日、同国南部の山岳地帯の2か所の村で、十数頭のヒグマが餌を求めてうろついているため外出禁止令が発令されたと報じた。

 YailyuBele村の住民は、昼間は武装した護衛付きでのみ外出でき、夜間は外出することができなくなったという。

 ロシア通信(RIA)によると、今年はベリー類と木の実が不足しているためヒグマは森を離れ家畜や、時には人を襲っているという。

 2か所の村では夜間、最も多いときで20頭のヒグマが出没するという。(c)AFP