【10月13日 AFP】ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領が、ラトビアの首都リガ(Riga)の動物園を訪問していたなら、きっと入園料の割引サービスを受けられたことだろう。しかし、この割引サービスは、メドベージェフ大統領だけに限られた特権ではない。

 14日に創立96周年を迎えるこの動物園では、動物に縁のある名前を持つ来園者すべてに対して、入園料の割引サービスを実施中だ。哺乳類だけでなく爬虫(はちゅう)類や鳥類に関連する名前も、サービス対象となる。

 ラトビア人やロシア人の名前の多くが動物に由来するが、これは土着のアニミズム(精霊信仰)に端を発したものと考えられている。

 例えば、アイスホッケーの名ゴールキーパー、アルトゥシュ・イルベ(Artus Irbe)選手の名前はヤマウズラ、イワルス・ラシス(Ivars Lasis)外務省報道官の名前は魚のサケを意味する。

 メドベージェフ大統領の場合は、「クマ」に由来する名前なので、入園料割引の対象となるというわけだ。

 この動物園では2007年にも同様の割引サービスを実施したが、この時には動物に由来する名前を持つ約800人が来園している。 

 帝政ロシア時代の1914年10月14日に開園したこの動物園では、現在、423種3112の動物が見られる。(c)AFP