【10月10日 AFP】世界的な金融危機の影響で撤退の瀬戸際にあるF1チームは、独立系チームだけではない――ウィリアムズ(Williams)のアダム・パー(Adam Parr)CEOは10日、英BBC放送で、自動車メーカー傘下のチームが撤退する可能性を警告した。

 パーCEOは08F1第16戦日本GP(Japan Grand Prix 2008)が開催されている富士スピードウェイ(Fuji Speedway)でBBC放送の取材に対し、「1つか2つのチームが撤退する深刻な可能性があり、メーカー系のチームの恐れもある」「(撤退するのが)独立系のチームである必要性はない」などと述べた。

 また、いまや参加コストがチームの収益を上回っていることがチームにとっての問題だと指摘した。(c)AFP