【10月9日 AFP】国際通貨基金(International Monetary FundIMF)は8日、最新の「世界経済見通し(World Economic OutlookWEO)」を発表し、7月に発表した2008年の世界経済の成長率予測を0.2ポイント引き下げ3.9%に下方修正した。09年についても0.9ポイントと大幅に引き下げ3.0%とし、02年以来最も緩やかなペースになるとした。

 IMFは「世界経済は、1930年代以来最悪の金融危機に直面しており、大きな下降局面に入りつつある」と指摘。「主要先進国は、景気後退入りしているかその目前で、09年には徐々に回復してくると予測されているものの、金融市場の停滞によって回復のペースは著しく緩やかなものになる」との見解を示した。

 米国の経済成長率は、過去数十年で最悪の住宅市場の不振と信用収縮を背景に、08年は1.6%、09年はわずか0.1%にとどまるという。日本については、08年は0.8ポイント引き下げられ0.7%に、09年は1.0ポイント下げて0.5%となった。

 ユーロ圏15か国の見通しは、08年が0.4ポイント下げて1.3%に、09年が1.0ポイント下げた0.2%となった。(c)AFP/Veronica Smith