【10月6日 AFP】ウガンダに生息するマウンテンゴリラの1家族が、新たにトレッキング観光客と「遭遇」できることになった。ウガンダ野生保護局(UWA)が3日明らかにした。

 絶滅危惧(きぐ)種に指定されているマウンテンゴリラが生息する同国のブウィンディ国立公園(Bwindi Impenetrable Forest National Park)は、観光客向けにゴリラ・トレッキングツアーを提供している。同公園で観光客の存在に慣れているゴリラの家族は、今回の家族を含めて4家族になる。

 同公園では、2006年10月から、シルバーバックの「ンドゥフラ(Nduhura)」を頭とした13頭から成る家族に対し、2年かけて人間の存在に慣れさせるためのプログラムを実施してきた。
 
 ウガンダには、世界の生息数の半分にあたる約350頭のマウンテンゴリラが生息する。残りの半分は、コンゴ民主共和国(旧ザイール)とルワンダにまたがるビルンガ国立公園(Virunga National Park)に生息する。UWA当局によると、ウガンダの生息数は安定した状態にあり、増加傾向にあるという。

 ウガンダでマウンテンゴリラの唯一の生息域であるブウィンディ国立公園は、同国の観光業の目玉となっている。首都カンパラ(Kampala)からは車で約13時間。入園料は500ドル(約5万2000円)。観光客は山の中を数時間かけて分け入り、ゴリラの家族との遭遇を目指す。ゴリラを観察できる時間は「1時間以内」と決められている。(c)AFP