【9月25日 AFP】ミャンマーの最大都市ヤンゴン(Yangon)中心部にある市庁舎前のバス停付近で25日、小規模な爆発があり、警察発表によると6人が軽傷を負った。

 ヤンゴン市内は、前年の大規模な反政府デモから1周年を迎え、厳戒態勢が敷かれているが、9月に入ってから爆発事件が相次いでいる。

 9日にもヤンゴン市内を走行中のバス車内で爆発があり、3人が負傷。また、11日にもヤンゴン郊外のビデオカフェで2つの爆弾が爆発した事件では、2人が死亡、10人が負傷している。国営メディア報道によると、このカフェがある地域は少数民族の反政府活動が盛んな地域の近くにあるという。

 過去の爆弾事件について、ミャンマー軍事政権は、数十年にわたって反政府活動を続ける亡命ミャンマー人の武装グループや少数民族によるものと断定してきた。しかし、最近では民主運動活動家を非難することも増えている。(c)AFP