【9月25日 AFP】ユーザーがニュースを投稿し、ほかのユーザーと共有できる「ソーシャルニュース」のサイト「Digg(ディグ)」が24日、大規模な事業拡大計画を発表した。従業員を増員するほか、新製品の開発や英語以外の言語サービスを計画している。

 同社によると、ベンチャー投資家から得た2870万ドル(約30億円)の投資で、今後1年の間に従業員を150人以上へと倍増し、2009年中にサンフランシスコ(San Francisco)の新社屋に移転、本社を拡充する。また、新機能や新サービスの開発、多言語サービス、サイトのリニューアルなどを計画している。

 Diggは4年前に立ち上げられたベンチャー企業。同サイトには「ディガー(Digger)」と呼ばれるユーザーから毎日1万6000件以上の話題が投稿される。投稿記事には人気ランキングや面白ランキングが付けられる。現在、主要な報道メディアのニュースサイトでは、記事を「Digg」したいかとユーザーに尋ねるリンクが提供されている。

 同社によると、Diggへのトラフィックは過去1年で倍増し、月間3000万人以上がサイトを訪問、広告収入も過去1年で約3倍に増加したという。マイクロソフト(Microsoft)やグーグル(Google)などのインターネット関連大手がDiggの買収を望んでいるとの報道もある。

 同社のジェイ・アデルソン(Jay Adelson)最高経営責任者(CEO)は、「たった4年で、Diggのコミュニティーは世界中の多様な人々に広がっていった。人々は面白くて価値ある話題を発見し、分かち合いたいという熱い思いを共有している」と語った。

 また「今回の投資で勢いを加速し、また新チームを立ち上げて、ユーザーがウェブ上でコンテンツの利用方法を継続して変えていけるような機能を提供していく」と抱負を述べた。(c)AFP