【9月25日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は24日、10月10日に予定していたスペースシャトル「アトランティス(Atlantis)」の打ち上げを、早くても10月14日まで延期すると発表した。

 アトランティスの今回のミッションは、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)の延命修理。10月10日に打ち上げられる予定だったが4日延期して、フロリダ(Florida)州ケープカナベラル(Cape Canaveral)のケネディ宇宙センター(Kennedy Space Center)から、現地時間の10月14日午後10時10分(日本時間10月15日午前11時10分)に打ち上げられる予定だ。

 NASAによると、延期の理由は、13日にハリケーン「アイク(Ike)」がテキサス(Texas)州沿岸を襲った影響で、ヒューストン(Houston)のジョンソン宇宙センター(Johnson Space Center)が一時閉鎖され、訓練やミッションの準備に遅れが出たためだという。アトランティスの打ち上げが延期されるのは今回で2度目。

 アトランティスの打ち上げ延期により、国際宇宙ステーション(International Space StationISS)へのミッションが予定されているスペースシャトル「エンデバー(Endeavour)」の打ち上げも、4日ずれ込んで11月16日となった。

 ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年に軌道を周回する初の宇宙望遠鏡として打ち上げられ、天文学を革命的に進歩させたが、その後、機器の一部は老朽化し機能が低下。NASAは今回のミッションでバッテリーを交換するほか、広角カメラなどの技術を導入して観測感度を高め、寿命を最長10年延長させる計画だという。(c)AFP