【9月22日 AFP】経営破たんした米証券大手のリーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)のアジア部門の取得に、野村ホールディングス(Nomura Holdings)が名乗りを上げたことが、関係者の話で22日、明らかになった。ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズ(Dow Jones Newswires)が報じた。

 この関係者によると、野村は英銀大手のスタンダード・チャータード(Standard Chartered PLC)、同バークレイズ(Barclays PLC)の2社と競っているが、これまでのところ最高額を提示したのは野村で、早ければ22日中にも結果が発表される見込みだという。

 野村とバークレイズは、リーマンの欧州部門でも買収を競っている。(c)AFP