【9月19日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)が17日に発表した米国の資産家400人の長者番付で、ソフトウエア最大手マイクロソフト(Microsoft)創業者のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏が資産総額570億ドル(約6兆円)で首位となった。

 過去数ヶ月にわたり1位だった著名投資家のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏は2位に。同氏率いる投資グループ、バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)の株価は2月以来15%下落し、時価500億ドル(約5兆2000億円)となっている。

 番付に掲載された400人の資産総額はいずれも13億ドル(1390億円)以上。資産総額は1兆5700億ドル(167兆円)で、前年比でわずか300億ドル(2%)増だった。

 原油高騰と美術品価格値上がりを背景に、31人が新たに番付リストに加わっている。その1人、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)フェースブック(Facebook)の創業者マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏(24)の資産総額は、推定15億ドル(1600億円)とされる。

 一方、株価下落や市況の悪化により、前年リストの33人が圏外となった。米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の元経営トップのモーリス・グリーンバーグ(Maurice Greenberg)氏や、ネット競売大手イーベイ(eBay)元トップのマーガレット・ホイットマン(Margaret Whitman)氏などだ。

 最も順位を上げたのは、8位のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)ニューヨーク(New York)市長。同氏が設立したニュースや金融情報を配信するブルームバーグ(Bloomberg)の資産総額が200億ドル(2兆1000億円)となっている。

 反対に最も順位を下げたのは、カジノ経営などを手がける実業家シェルドン・アデルソン(Sheldon Adelson)氏で、資産総額150億ドル(1兆5000億円)で15位につけた。1年間に130億ドル(1兆3000億円)の減少で、1時間当たり150万ドル(1億6000万円)を失った計算になる。

 400人のうち約3分の2が一代で財を築いている。女性が占める割合は約1割で、資産総額27億ドル(2800億円)の人気テレビ司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)氏などがランクインしている。(c)AFP