【9月16日 AFP】ルワンダで15日、1994年の大虐殺から2度目となる下院議会の選挙が行われた。与党ルワンダ愛国戦線(Rwanda Patriotic FrontRPF)が圧勝すると見られている。

 定数80の下院選挙は、まず15日の直接選挙で53議席を確定し、残る27議席については16-18日の間接選挙で女性(24議席)、青年代表(2議席)、障害者代表(1議席)にそれぞれ割り当てられる。

 こうした選挙制度が、世界にも類を見ない「男女比がほぼ同一」の議会を作り上げている。選挙前の女性議員の割合は48%だった。大虐殺で男子の人口が極端に減ったことも大きな要因となっている。

 今回の選挙では、有権者登録をした470万人の55%が女性だという。(c)AFP