【9月14日 AFP】インドで、地元男性と結婚したばかりの英国人女性が、結婚後10日目にぜんそくで死亡した。香辛料の強い料理を食べたことが原因とみられている。14日、地元紙が医師の話として伝えた。

 シャーロット・ベンディング(Charlotte Bending)さん(24)は、英プリマス(Plymouth)で出会った同僚のジテンダー・シン(Jitender Singh)さんと、インド北部ハリヤナ(Haryana)州で結婚した。タイムズ・オブ・インディア(Times of India)紙が伝えた。

 シャーロットさんの担当医は、シャーロットさんは8日、のどの痛みを訴えた後と倒れたと語った。この医師によるとシャーロットさんは、ぜんそくを患っており、倒れる前にもこの医師のもとを3度訪れていた。また、倒れる3日前には、シャーロットさんが消化できない香辛料が入った料理を大量に食べていたという。

 夫のシンさんは、シャーロットさんの遺体を故郷のイングランド南西部リスカード(Liskeard)に輸送するつもりだと話した。シンさんにはシャーロットさんとのあいだにもうけた1歳の息子と、シャーロットさんが前夫との間に生んだ2歳の息子の2人の子どもがいる。

 インドの警察は「遺体には一切の外傷がなかったが、死因の特定には検視の結果を待つ必要がある」と述べた。(c)AFP