【9月12日 AFP】米同時テロから7年を迎えた11日、フランス外務省は、テロとの戦いにおいてはテロリストのネットワークだけでなく過激思想が生まれる根本原因をも標的にしなければならないとの考えを表明した。

 欧州連合(EU)議長国のフランスは、テロの犠牲者への哀悼の意を示すとともに、テロとの戦いに果敢に取り組む姿勢を強調。「人権と国際人道法を尊重しつつあらゆる形で断固として遂行されなければならない」「テロリストのネットワークを攻撃し、テロ行為を阻止するためあらゆる手段を尽くさなければならないが、過激思想とテロリズムを加速させる原因にも取り組まなければならない」などと述べた。(c)AFP