【9月11日 AFP】ロンドン(London)東部ウールウイッチ刑事法院(Woolwich Crown Court)で行われていた、2006年に発覚した英国発米国行きの旅客機7機に対する同時自爆テロ未遂事件の公判について、検察当局は10日、7人の被告について再審理を請求すると発表した。

 ケン・マクドナルド(Ken Macdonald)主任検察官は、協議の結果、陪審が評決に達しなかった罪状それぞれについて、各被告の再審理を求めると発表した。

 この事件の審理は8日、3人の被告に対し乗客数百人の殺害共謀罪で有罪の評決が下されていた。3人は殺害共謀罪の事実を認めていたが、航空機の墜落を意図した行為については、有罪評決が下された被告はいなかった。

 被告は英ヒースロー(Heathrow)空港発米国行きの便などに、飲料用ボトルに入れた液体爆発物を持ち込んで自爆攻撃を計画していたとして、06年に逮捕されていた。これを契機として、英国では旅客機への液体物の持ち込み規制が新たに制定された。(c)AFP