【9月6日 AFP】トニー・ブレア(Tony Blair)英前首相の警護を担当する女性警察官が、ロンドン(London)中心部のコーヒー店のトイレに実弾の入った短銃を置き忘れる事件があった。英大衆紙サン(Sun)が4日、報じた。

 同紙によると、30代の女性私服警官は前月29日、ロンドン市内にある米コーヒーチェーン、スターバックス(Starbucks)店舗のトイレの床に自動拳銃グロック17(Glock 17)を置き忘れた。20分後に店員が銃を発見し、警察に通報したという。ロンドン警視庁(Scotland Yard)もこの事実を認めた。

 女性警官はすぐに銃の紛失に気づき、1時間近く探し回ったが見つからず、結局は銃の製造番号から持ち主が判明する失態となったと、サン紙は伝えている。

 この女性警官は、ゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相やブレア前英首相など要人警護を専門にする部署に所属していたという。(c)AFP