【9月5日 MODE PRESS】「セックス・アンド・ザ・シティ」や「プラダを着た悪魔」など映画やTVでスタイリストとして活躍するパトリシア・フィールド(Patricia Field)が、2008年12月に開催されるアメリカン・エキスプレス主催「AMERICAN EXPRESS Premiere Night」ファッション・ショーをプロデュースする。これに先駆け、8月下旬に来日し今回のショーについて語った。

インタビュー:パトリシア・フィールド

 まず、私の人生で初となるスタイリング・アイディアを表現するファッション・ショーのプロデュースを大好きな国、日本でできることを、非常にうれしく思っています。

■人生をスタイリングする

 今回は、アメリカン・エキスプレス主催のショーですが、そもそも私が20歳の時にはじめて持ったカードはアメリカン・エキスプレスでした。そういった偶然もあって、今回の話をお受けました。

 ただ単にクレジットカードとしての役割だけでなく、お金の使い方やライフスタイルそのものを提案しているアメリカン・エキスプレスのスタイルにとても共感しています。カードを通して“人生をスタイリングする”、私的な解釈を入れればそうとも取れるのではないでしょうか。

 なぜなら私自身20歳の頃に、カードを手にした時これで一人前になったんだと、非常に興奮したのを憶えています。「持つことに意義のあるカード」としてのステータスが、その後の私にさまざまなチャンスを与えてくれたのです。

■持つことで広がった無限の可能性

 持つことで広がった無限の可能性。その先にあったのは、社交場やダンスや旅行、ファッションや映画、そしてなによりも沢山の人との出会いでした。それらすべてが今の自分に大きく影響しています。

■特別なもの、見つけてほしい

 今回のファッションショーでは、そのアメリカン・エキスプレスが考える「特別な体験」という概念を具現化したい。人はみんな何か“特別なもの”を持っている。つまりそれは、ファッションというのは、なにも絶対的な美や完璧な顔形である必要なんかないんです。それぞれ違った個性があって、その人にあったスタイリングをすることで人はより一層輝く。なによりもまずスタイリングによって変化する、「自分らしさ=特別なもの」をこのショーで発見してほしい。

 日本人は世界でも特に、際立った素晴らしい感覚を持っていると思います。相手を思いやる心や尊重することのできる独特な個性には、気高ささえ感じる。物事の本質を本当の意味で理解できる数少ない国です。東京の街をカオスだと言う人もいるけれど、私はそうは思わない。目まぐるしく移り変わる街の様子は、まさに目で見るキャンディのよう。そんな大好きな街、東京でのショーは自分にとっても特別な体験ですね。(c)MODE PRESS/岩田奈那

【インフォメーション】
AMERICAN EXPRESS Premiere Nightであの映画『セックス・アンド・ザ・シティ』のスタイリスト、パトリシア・フィールドのスタイリング・アイディアを表現する世界初のファッション・ショーとiTunesミュージック・ライブをエンジョイしましょう!12月15日に開催されるイベントにはキャンペーン応募期間中に新規にカード会員になられた方から250組500名をご招待!詳しくはアメリカン・エキスプレスのウェブサイトをご覧下さい。
  • アメリカン・エキスプレス公式ウェブサイト

  • 映画『セックス・アンド・ザ・シティ』特集