【9月4日 AFP】スペイン・ビルバオ(Bilbao)で2日から開催されているチェスの世界最高レベルのトーナメント「Grand Slam Chess Final Masters」で、国際チェス連盟(World Chess Federation)ランキング1位のインドのヴィスワナータン・アーナンド(Viswanathan Anand)さんらに混じって、若干17歳のノルウェー人、マグヌス・カールセン(Magnus Carlsen)さんが注目を集めている。

 カールセンさんは現在、国際チェス連盟のランキング6位だが、13日の最終日まで勝ち残れれば、史上最年少の世界チャンピオンとなる。第1ラウンドでは、アルメニアのLevon Aronianさんに勝利し、順調なすべり出しを見せた。

 大会には、カールセンさんらのほかにも、ウクライナのVassily IvanchukさんやアゼルバイジャンのTeimour Radjabovさん、ブルガリアのVeselin Topalovさんが出場している。

 このトーナメントの優勝者は15万ユーロ(約2400万円)、準優勝者は7万ユーロ(約1100万円)の賞金を得ることができる。ちなみに最下位の6位にも3万ユーロ(約500万円)の賞金がでる。(c)AFP