【9月3日 AFP】自民党総裁選で3日、党内有力議員らからの出馬要請を受けている小池百合子(Yuriko Koike)元防衛相(56)が、麻生太郎(Taro Aso)幹事長の対抗馬として急浮上している。小池氏が当選した場合、初の女性首相の誕生となる。

 福田康夫首相の辞任を受け、9月22日に実施される総裁選出馬について、小池氏は慎重な立場を維持してきた。小池氏は元ニュースキャスターで、防衛相や環境相などを歴任してきた。

 小池氏は、出馬について記者団に問われ、「いろいろ連絡を取り合っている。野球は1人ではできない」と話し、党内情勢を見極め、出馬を判断する姿勢を示した。

 自民党の実力者中川秀直(Hidenao Nakagawa)元幹事長は2日、小池氏と会談。会談後、記者団に対し、「改革派から誰か立てなくてはならない」と述べ、小池氏支持を示唆した。

 小池氏は、自民党最大派閥の町村派に所属。派閥を率いる町村信孝(Nobutaka Machimura)官房長官は、同派が自主投票になるとの見通しを示している。

 一方、朝日新聞(Asahi Shimbun)は、自民党の47都道府県連のうち23府県が麻生太郎元外相の支持を決めていると伝えた。

 他に、野田聖子(Seiko Noda)消費者行政担当相、額賀福志郎(Fukushiro Nukaga)前財務相、石原伸晃(Nobuteru Ishihara)元政調会長らが、総裁候補として名前が挙がっている。(c)AFP/Shingo Ito