【9月3日 AFP】英国人探検家のルイス・ゴードン・パフ(Lewis Gordon Pugh)さんが8月31日、北極点までカヤックでの到達を目指す遠征に出発した。地球温暖化の影響により北極圏で氷床が急速に溶けつつある事実を、世界に注目させるための冒険だという。

 パフ氏はブログに30日、次のようなメッセージを投稿している。「(北極圏の環境)変化の速度は、これまで示されてきたほぼすべての予測をも明らかに上回っている。この変化は気候変動や気候変動対策に非常に大きな影響をもたらすものだ。今回の遠征で、北極圏で起きている現実を、世界の指導者たちにはっきりと認識してもらいたい」(c)AFP