【9月2日 AFP】英俳優ジュード・ロウ(Jude Law)が1日、アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で記者会見を開き、1年に1回すべての国で抗争や戦争を中止する21日の「国際平和デー(International Day of Peace)」を実施するよう、同国の紛争当事者に訴えた。

「国際平和デー」は、英国の映画監督ジェレミー・ギレー(Jeremy Gilley)が1999年に「平和の日」プロジェクトを提案したことを受けて、国連(UN)が2001年に正式に制定。毎年9月21日を世界規模で停戦と非暴力を実現させる日としている。

「国際平和デー」大使であるロウは、この日の記者会見で2007年の活動を撮影した映像を上映。「交渉により、どのような状況が実現できるのかをすべての紛争当事者に考えてもらいたい」と語った。

 国連によると、交渉の結果、2007年の国際平和デーには、タリバン政権下で立ち入り禁止だった地域で140万人の子どもたちにポリオの予防接種を受けさせることができたという。

 国際平和デーは、すべての紛争当事者に戦闘の一時停止を呼びかけることを目的としていると、ロウは語る。「昨年の国際平和デーでは戦闘が一時停止したおかげで、子どもたちが予防接種を受け食糧も得られた。今年も同様のことが実現できるなら、この国際平和デーを利用すべきた」

 今年の国際平和デーには、サッカーの試合やコンサート、ギリの新作ドキュメンタリー『The Day After Peace』の上映など、世界各地でさまざまなイベントが行われる予定だ。

 ギレーは会見で「アフガニスタンやほかの紛争地域の状況にはひどくショックを受けている。自分と同じ人間にあんな苦しみを味わってほしいとは、誰も思わないはずだ。だからこそ我々は戻ってきた」と述べている。(c)AFP