【8月29日 AFP】イタリアで開催中の第65回ヴェネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)で28日、ドイツ人映画監督Christian Petzoldが手掛けた『Jerichow』が上映された。

 ドイツ東部の経済的に衰退した地域を舞台にしたこの作品は、暴力、絶望、裏切りが影を落とす三角関係を描いたもので、物語は登場人物の孤独な旅を中心に展開していく。不名誉な除隊を強いられた主人公のトーマスは、トルコ人ビジネスマン、アリの美しい妻ローラと恋に落ちる。

 トーマスを演じるベンノ・フユルマ(Benno Fuermann)は、この登場人物を「常に小さな規模で、個人の人生との葛藤を観察している」と語った。「人々は人生に意味を持たせようと、人生をつかもうと苦しんでいる。こうした状況は、むなしさを感じる裕福な人々のたとえ話だ」c)AFP