ロンドン名物のノッティングヒル・カーニバル、今年も逮捕者相次ぐ
このニュースをシェア
【8月26日 AFP】英国の夏の終わりを飾る恒例のノッティングヒル・カーニバル(Notting Hill Carnival)が24、25両日にロンドン(London)西部のノッティングヒルで開催された。
通りを埋め尽くした85万人がカリビアン音楽とドラムに合わせて踊り、色とりどりの山車が華を添えた。カリビアンフードを売る出店も見られた。
このカーニバルは、1959年、英国で前年に発生した数々の人種差別的事件に対し、第二次世界大戦後に旧植民地から移民した人々が、団結し抗議の意を示すために始めたものだ。
当初はロンドン各地で開催されていたが、1964年に開催地がノッティングヒルに固定された。年に一度のこのカーニバルは、欧州では最大、世界ではリオ(Rio de Janeiro)のカーニバルに次ぐ規模を誇る。
ただ、カーニバルにおける暴力事件は後を絶たない。ドラッグの所持や暴力行為などによる逮捕者は2日間で200人以上にのぼる。前年はティーンエイジャー2人が銃で撃たれた。1976年の暴動は今も人々の記憶に残っている。(c)AFP
通りを埋め尽くした85万人がカリビアン音楽とドラムに合わせて踊り、色とりどりの山車が華を添えた。カリビアンフードを売る出店も見られた。
このカーニバルは、1959年、英国で前年に発生した数々の人種差別的事件に対し、第二次世界大戦後に旧植民地から移民した人々が、団結し抗議の意を示すために始めたものだ。
当初はロンドン各地で開催されていたが、1964年に開催地がノッティングヒルに固定された。年に一度のこのカーニバルは、欧州では最大、世界ではリオ(Rio de Janeiro)のカーニバルに次ぐ規模を誇る。
ただ、カーニバルにおける暴力事件は後を絶たない。ドラッグの所持や暴力行為などによる逮捕者は2日間で200人以上にのぼる。前年はティーンエイジャー2人が銃で撃たれた。1976年の暴動は今も人々の記憶に残っている。(c)AFP