【8月25日 AFP】米アップル(Apple)は22日、インターネット音楽配信サービス「アイチューンズ(iTunes)」への中国からの接続が妨害されているとみられるため、原因を調査していることを明らかにした。

 前週から中国国内の利用者の多くがアイチューンズに接続できなくなっているが、北京(Beijing)のアップル広報担当者はログインできない理由は不明としている。

 この担当者はAFPの取材に対し、「問題を認識している。現在、利用者がアイチューンズ・ストアでログインに失敗する可能性があるというのは本当だ」「(原因は)現在調査中だ」と述べたが、中国当局と接触しているかどうかは明言しなかった。

 接続障害が生じたのは、8日の北京五輪の開幕直前に、英歌手スティング(Sting)らの楽曲を収録したチベット支援アルバム「ソング・フォー・チベット(Songs for Tibet)」がアイチューンズストアでリリースされた後。同アルバムは世界中で人気のダウンロード楽曲となっており、ここのところずっとアイチューンズストアのトップページを飾っている。

 アルバムのレビューページでは、チベット支持派と中国擁護派との間で激しい応酬が繰り広げられており、「中国政府の抑圧でチベット文化が虐殺されている」など、閉鎖されるまで400件を越える書き込みがあった。(c)AFP