【8月23日 AFP】米ハーバード・スミソニアン天体物理学センター(Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics)は22日、米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)で撮影したW5と呼ばれる領域の赤外線画像を公開した。画像には、古い星とともに誕生間もない星も写されている。

 中央にある2つの空洞状の空間で青く光る点はこの領域で最も古い星。空洞の周囲に並んだのが新しい星で、中にはゾウの鼻のような柱状の部分の先でピンク色に見えているものもある。

 複雑に入り組んだ白っぽく見える部分では、最も新しい星が形成されている。赤い部分は空洞状の空間全体を満たしている高温のチリで、緑の部分はガスの密度が高くなっている。

 この画像には、誘発的星形成の仮説を裏付ける最良の証拠が写っているという。画像を分析した専門家は、中心の空洞状の部分から遠ざかるに従い、段階的かつ規則的に星が新しくなっていると指摘する。

 この画像はスピッツァー望遠鏡が撮影したデータを、3色で合成処理したもの。3.6マイクロメートルの波長は青、8マイクロメートルの波長は緑、24マイクロメートルの波長は赤に変換された。(c)AFP