【8月20日 AFP】フィンランドの首都ヘルシンキ(Helsinki)市当局はゴミのポイ捨て防止策として、ゴミを入れると有名人の声で「サンキュー」と言うゴミ箱を市内各所に設置する。関係者が19日明らかにした。

「ポイ捨てをどうやったら止められるかをいろいろ考えてきたけれど、このアイデアって素晴らしいし、面白いでしょ」と、プロジェクト・マネージャーのエリナ・ヌンミ(Elina Nummi)氏はAFPに語った。

 この「話すゴミ箱」の外見は、ごく普通のもの。だがゴミが捨てられると、それを検知してスピーカーを起動させ、ゴミを捨てた良心的な当事者に対して、フィンランドの有名人や市長の声で「サンキュー」と感謝の言葉を述べる。サンキューを言った回数を記憶するため、ゴミが何回捨てられたかもわかるという。計4個が今月22日から9月末まで、市の中心部に設置されるもよう。
 
 ヘルシンキの市長は、「(ゴミをきちんと捨てるといった)市のためを思った行動はすばらしい。クールだね」とコメントしている。

 このプロジェクトは、市の活性化キャンペーンの一環として、Public Sideという会社が発案したもの。同社の担当者は「生き物ではないものが、まるで生きているかのように話す、というのがこの案のコンセプトです」と語った。

 話すゴミ箱は、以前ベルリンや英国の街にも導入され、大きな成果を挙げたという。(c)AFP