【8月19日 AFP】王制から共和制に以降したネパールで、制憲議会によって新首相に選出されたネパール共産党毛沢東主義派(毛派)のプスハ・カマル・ダハル(Pushpa Kamal Dahal、別名プラチャンダ、Prachanda)書記長が18日、就任宣誓を行った。同書記長は武装勢力の長から、ネパールで最も権力をもつ政治家へと転身したかたちだ。

 同書記長は15日、制憲議会において圧倒的多数で新首相に選出された。ネパールでは5月、240年間続いたネパール王制が廃止されている。

 ダハル氏は今後も、本名ではなく「どう猛な者」という意味の別名プラチャンダで通すという。(c)AFP/Sam Taylor