【8月16日 AFP】北米の一部に生息されるとされる謎の巨大猿型生物「ビッグフット(Bigfoot)」について、米国の男性2人が15日、「死体」を発見したと発表した。

 ビッグフットは二足歩行の巨大な毛深い動物で、北米の太平洋側の森林奥深くに生息するとされ、「サスクワッチ(Sasquatch)」などとも呼ばれているが、その目撃情報などの信憑性(しんぴょうせい)については論議が続いている。

 米カリフォルニア(California)州パロアルト(Palo Alto)で懐疑的な記者団を前に行われた会見によると、マシュー・ウィットン(Matthew Whitton)さんとリック・ダイアー(Rick Dyer)さんは今年6月、ジョージア(Georgia)州北部でハイキング中にビッグフットの死体を発見したという。

 2人によるとこのビッグフットは身長7フィート(約213センチ)、体重500ポンド(226キログラム)強。2人は死体を冷凍保存していたといい、ウェブサイトwww.searchingforbigfoot.comにその写真が掲載されている。

 この「発見」は15日、米全国紙や各種メディアで報じられたが、多くの専門家は懐疑的な姿勢を示している。(c)AFP