G・クルーニー、アルカイダの元運転手裁判を映画化へ
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【8月14日 AFP】米映画俳優・監督のジョージ・クルーニー(George Clooney)が、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者ウサマ・ビンラディン(Osama Bin Laden)容疑者の元運転手の裁判を映画化する。エンターテインメント情報紙バラエティ(Variety)が13日、報じた。
クルーニーは、ビンラディン容疑者の運転手を勤めていたとされるサリム・アハメド・ハムダン(Salim Ahmed Hamdan)被告のテロ容疑者収容施設での日々や裁判について書かれたジョナサン・マーラー(Jonathan Mahler)氏の著書『The Challenge』の映画化権交渉を進めている。
作品は、ハムダン被告に公正な裁判を受けさせよう奔走する2人の米国人、米海軍のチャールズ・スウィフト(Charles Swift)弁護士とジョージタウン大学法学部のニール・カトヤル(Neal Katyal)教授の姿を描いたもの。
前週行われた裁判で、ハムダン被告は禁固5年6月の実刑判決を言い渡されたが、スウィフト教授は判決を、同裁判における米政府側の姿勢に対する司法側の「完ぺきな叱責」と評価している。検察側は、同被告は「抜け目ない悪意あるアルカイダ戦士」だとして、禁固30年を求刑していた。
バラエティ紙によれば、本作でクルーニーは監督、脚本、主演を務めるとみられるといい、理想主義者のスウィフト弁護士役にクルーニーは完ぺきな配役だと報じている。(c)AFP
クルーニーは、ビンラディン容疑者の運転手を勤めていたとされるサリム・アハメド・ハムダン(Salim Ahmed Hamdan)被告のテロ容疑者収容施設での日々や裁判について書かれたジョナサン・マーラー(Jonathan Mahler)氏の著書『The Challenge』の映画化権交渉を進めている。
作品は、ハムダン被告に公正な裁判を受けさせよう奔走する2人の米国人、米海軍のチャールズ・スウィフト(Charles Swift)弁護士とジョージタウン大学法学部のニール・カトヤル(Neal Katyal)教授の姿を描いたもの。
前週行われた裁判で、ハムダン被告は禁固5年6月の実刑判決を言い渡されたが、スウィフト教授は判決を、同裁判における米政府側の姿勢に対する司法側の「完ぺきな叱責」と評価している。検察側は、同被告は「抜け目ない悪意あるアルカイダ戦士」だとして、禁固30年を求刑していた。
バラエティ紙によれば、本作でクルーニーは監督、脚本、主演を務めるとみられるといい、理想主義者のスウィフト弁護士役にクルーニーは完ぺきな配役だと報じている。(c)AFP