【8月14日 AFP】レバノンのミシェル・スレイマン(Michel Sleiman)大統領は13日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)を訪問しバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領と会談、約60年前に両国が独立して以来初となる外交関係の樹立で合意した。

 会談後発表された声明によると、両首脳は「国連(UN)の条約と国際法にのっとって大使の交換など外交関係を樹立する」ことを決定。「両国の外務省に対し、必要な法的措置を取るよう指示した」という。

 いずれもフランスの委任統治下にあったシリアとレバノンは、それそれ1943年と1946年に独立、以来外交関係がなかったが、両首脳は前月、パリ(Paris)で会談し、外交樹立で合意していた。(c)AFP/Roueida Mabardi