【8月9日 AFP】(写真追加)グルジア政府は8日、グルジアが一時掌握したとしていた南オセチア(South Ossetia)自治州の州都ツヒンバリ(Tskhinvali)に、空爆などロシア側の反撃を受け、ツヒンバリの一部を失ったと明らかにした。

 グルジア政府のShota Utiashvili報道官は8日AFPに対し、「ロシア軍がツヒンバリを攻撃している。我々はツヒンバリの一部の支配を失った」と語った。

 一方、ロシアのインタファクス(Interfax)通信は、反政府勢力の指導者エドゥアルド・ココイトイ(Eduard Kokoity)氏が「ツヒンバリの奪回作成が始まり、ツヒンバリ南側の防衛を担当する部隊がグルジア軍を退却させ始めた」と語ったと伝えた。また同氏はツヒンバリで市民数百人が死亡したと述べた。(c)AFP