【8月6日 AFP】北京五輪開幕を2日後に控えた6日、聖火リレーが北京(Beijing)入りし、2003年に中国初の宇宙飛行士となった楊利偉(Yang Liwei)氏やバスケットボールのスター、姚明(ヤオ・ミン、Yao Ming)選手がランナーとして登場した。

 天安門広場(Tiananmen Square)を始めとするルート上の沿道で、市民数千人が中国国旗を振って歓迎する様子が国営テレビで放送され、北京五輪に賭ける国民的盛り上がりがうかがえた。

 北京を目指して130日間、19か国をまわってきた今回の聖火リレーは、世界最高峰エベレスト(Mount Everest、チョモランマ)山にも登頂した。一方で、世界各地の都市では抗議運動に遭遇した上、国内に入ってからは四川(Sichuan)大地震の影となり、五輪史上最も困難も多いリレーとなった。

 しかし多くの中国人にとって聖火リレー、特に北京への到着の瞬間は祝福の時となった。郭金龍(Guo Jinlong)北京市長は出発式で「北京市全体の人々の熱意と歓迎の中、リレーは調和に満ちた旅を終え、五輪の開会式を迎えるだろう」とあいさつした。

 北京市内の第1走者は、宇宙飛行士の楊利偉(Yang Liwei)氏が務めた。また中国で最も著名なスポーツ選手であるバスケットの姚明選手も参加。110メートルハードル種目アテネ五輪金メダリストの劉翔(Liu Xiang)選手が9番目の走者を務めた。
 
 文化人では、開会式の総指揮をとっている映画監督チャン・イーモウ(Zhang Yimou)氏も86番目の走者を務めた。(c)AFP