【9月7日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)欧州予選・グループ4、リヒテンシュタイン対ドイツ。試合はドイツが6-0で快勝し、予選初戦を白星で飾った。

 先日「泣き言」発言をして批判を浴びたルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)が2得点を挙げ、批判に対して完璧な回答を示した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するポドルスキーは、前後半に1得点づつ(前半21分、後半3分)を記録してチームを牽引し、代表56試合目の出場で得点を30に伸ばして所属クラブの批判を沈黙させた。

 ベンチ生活が続き、ウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)ゼネラルマネージャー(GM)からは現状に不満を漏らさないよう注意されるなどバイエルンで試練の時を過ごしているポドルスキーは、同クラブのユルゲン・クリンスマン(Juergen Klinsmann)監督からは「成長する」必要があると指摘している。

 ドイツは10日に敵地ヘルシンキ(Helsinki)でのフィンランド戦を控えており、ポドルスキーは「代表のためにプレーすることを本当に楽しんでいる。僕には使命がある。チームに全てを捧げ、得点を挙げようと努力している。監督を信頼している。次はフィンランド戦でも同じ仕事をしなければらない」と語っている。(c)AFP