【9月1日 AFP】08-09イタリア・セリエA第1節、ACミラン(AC Milan)対ボローニャ(Bologna FC)。試合はミランが1-2で敗れ、開幕黒星スタートとなった。

 ミランのロナウジーニョ(Ronaldinho)はデビュー戦で輝きを放ったが、本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で行われた昇格したばかりのボローニャとの開幕戦で敗戦を阻止することはできなかった。

 開幕戦でASローマ(AS Roma)は1人退場して10人になったナポリ(SSC Napoli)と1-1で引き分け、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が初陣を飾ったインテル(Inter Milan)もサンプドリア(Sampdoria)と1-1で引き分けるなど優勝候補は軒並み期待外れのスタートとなったが、本当のドラマはロナウジーニョと同様にカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督がジャンルカ・ザンブロッタ(Gianluca Zambrotta)とマシュー・フラミニ(Mathieu Flamini)にデビューの機会を与えたミランにあった。

 前半18分にペナルティーエリア内で足元に転がってきたボールをマルコ・ディ・ヴァイオ(Marco Di Vaio)に決められてボローニャに先制を許したミランは、ハーフタイム直前にザンブロッタのクロスにロナウジーニョが頭で合わせたが、ボールはボローニャのゴールキーパー(GK)フランチェスコ・アントニオーリ(Francesco Antonioli)の手に吸い込まれた。

 全ての起点となったロナウジーニョはチームに機能し、同点に追いついた前半41分のマッシモ・アンブロジーニ(Massimo Ambrosini)のヘディングシュートを演出したのもロナウジーニョのクロスだった。

 続いてロナウジーニョはディフェンスの頭上を浮かせるパスをフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)に通したが、アントニオーリの飛び出しにより角度がなくなった位置から放たれたインザーギのシュートは枠を捉えることができずミランは前半を1-1で折り返した。

 後半もロナウジーニョはインザーギとイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)での悪夢のような2シーズンを経て復帰を果たしたアンドリー・シェフチェンコ(Andriy Shevchenko)の好機を演出したが、両選手ともにアントニオーリの牙城を崩すことができず、対するボローニャは試合終了11分前にフランチェスコ・ヴァリアーニ(Francesco Valiani)が約23メートルの距離からゴール右隅に豪快なミドルシュートを突き刺して決勝点を挙げた。(c)AFP/Barnaby Chester