【8月2日 AFP】ブラジル政府は1日、アマゾンの森林破壊防止のための国際的な基金「アマゾンファンド(Amazon Fund)」を設立した。

 今後13年間で最大210億ドル(約2兆2000億円)の資金を集める計画。ブラジル国立経済社会開発銀行(National Economic and Social Development BanksBNDES)が集まった資金の管理とこの資金によるプロジェクトの監視を行う。

 初年度の資金受け入れの上限は10億ドル(約1100億円)。カルロス・ミンキ(Carlos Minc)環境相は、ノルウェーが最初の出資者として9月に1億ドル(約110億円)を拠出することを明らかにした。ノルウェー以外にも基金に関心を示している国や企業があるという。

 BNDESによれば出資は「自発的に行われ」、出資者は資金の使途について発言権はなく、また出資したことによる税の控除やカーボンクレジットなどの便益もないという。

 一部の環境保護団体は、ブラジルのアマゾン保護策は不十分で、外国の関与も検討すべきだと主張してきたが、この基金の設立は、アマゾンの保護はあくまで自らの手で行うというブラジル政府の姿勢を示すものとみられる。(c)AFP


アマゾンファンドのサイト(英語)