【7月31日 AFP】ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦(1992-95年)当時の残虐行為で、人道に対する罪などに問われている元セルビア人指導者、ラドバン・カラジッチ(Radovan Karadzic)被告(63)の初公判が31日、ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(International Criminal Tribunal for the former YugoslaviaICTY)で開かれる。

 公判では、はじめにAlphons Orie裁判長がカラジッチ被告に、ジェノサイド、戦争犯罪、人道に対する罪など11件の起訴事実を伝え、罪状認否を求めることになっている。

 これに対して、同被告は認否を最大30日間留保する可能性があり、期限内に認否を行わなかった場合は、無罪の主張とみなされる。

 カラジッチ被告は同法廷に起訴されてから、13年間の逃亡生活を経て、7月21日にベオグラードで逮捕されたが、公判廷で初めて身柄拘束と拘置の合法性について、意見を陳述する機会が与えられる。

 カラジッチ被告はボスニア内戦で、44か月に及び約1万人が死亡したサラエボ(Sarajevo)包囲や、イスラム教徒の男性や少年約8000人が殺害された1995年の「スレブレニツァ(Srebrenica)の虐殺」に関与したとされる。(c)AFP