【7月29日 AFP】米テネシー(Tennessee)州ノックスビル(Knoxville)の教会で男が銃を乱射し信者らを殺傷した事件で、地元警察は28日、犯人の男がこの教会の「自由信仰主義」への憎悪を示していることを明らかにした。

 ジム・アドキソン(Jim Adkisson)容疑者(58)は27日、ノックスビルのユニテリアン・ユニバーサリスト教会(Unitarian Universalist Church)で、礼拝中の信者らに向けて散弾銃を3発乱射し、2人を殺害、7人を負傷させた。同容疑者はその場で信者らに取り押さえられ警察に逮捕された。現在、殺人容疑で取り調べを受けている。

 ノックスビル警察によると、アドキソン容疑者は銃をギターケースに隠して教会に持ち込んだ。銃には銃弾76発が込められていたが、3発撃ったところで取り押さえられたという。

 犯行の動機については、失業中のアドキソン容疑者が、仕事を得られないことに不満を募らせていたことに加え、同教会の自由信仰主義への憎悪が背景にあると警察はみている。また、アドキソン容疑者のこうした心情を綴った4ページの手紙を入手していることを明らかにした。

 この手紙からは、アドキソン容疑者は警察が到着するまで銃を乱射し続け、警官に撃たれて死ぬつもりだったとみられるという。また手紙に共謀をうかがわせる記述はなく、単独犯だったとみられる。(c)AFP