【7月29日 AFP】スペインの新聞は28日、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)が、国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)からリオネル・メッシ(Lionel Messi)を北京五輪に派遣するよう命令された場合でも、メッシを今週から始まるイタリアと米国へのツアーに連れて行く可能性があると報じた。

 21歳のメッシを五輪代表に選出したアルゼンチンサッカー協会(Asociacion del Futbol ArgentinoAFA)と欧州チャンピオンズリーグ2008-09(UEFA Champions League 2008-09)の予備選3回戦のためにメッシをチームに留めたいバルセロナとの争いを解決するためのに、FIFAは裁定を29日に下すことになっている。

 バルセロナ(Barcelona)のスポーツ紙、ムンド・デポルティーボ(Mundo Deportivo)は28日、FIFAはAFAを支持する可能性が高いが、その場合バルセロナは問題をスポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for SportCAS)に持ち込むことになると報じている。

 また同紙は、バルセロナがその間もメッシをイタリアと米国へのツアーに帯同させるとも報じている。

 バルセロナはイタリア・セリエAのフィオレンティーナ(Fiorentina)との親善試合のため30日にイタリアへ向かい、その後8月1日には米国へ向かうことになっている。米国到着後は、3日にシカゴ(Chicago)でメキシコ・プリメーラディビションのCDグアダラハラ(Club Deportivo Guadalajara)と、6日にニューヨーク(New York)でメジャーリーグサッカー(Major League SoccerMLS)のニューヨーク・レッドブルズ(New York Red Bulls)と対戦する。

 メッシは、スコットランドでの合宿中に行った2試合の親善試合で活躍した。24日に6-0で勝利したハイバーニアン(Hibernian)戦では1得点を記録し、26日に5-1で勝利したダンディー・ユナイテッド(Dundee United)戦ではハットトリックの活躍を見せた。

 FIFAは、各クラブはオーバーエイジ枠で選出された選手の五輪への派遣を拒否できるが、23歳以下の選手を派遣することはクラブの義務であるとの見解を示している。(c)AFP