【7月22日 AFP】イタリアのローマで、父親に頭部を大理石の記念堂に打ちつけられたフランス人の4歳の少女が意識不明の重体になっている。回復の見通しはたっていない。病院側が21日に発表した。

 少女は、ローマ中心部にあるベネチア広場(Piazza Venezia)のビットリオ・エマヌエーレ2世記念堂(通称ビットリアーノ、Vittoriano)で、父親に頭部を記念堂の基部に打ちつけられた。通行人が制止した後、少女は病院に搬送された。

 逮捕した警官によると、父親は「娘の髪をひっぱり、大理石めがけて3度にわたって頭を打ちつけた」という。

 警察が到着したころには、父親は記念堂に向かって自分の頭を打ちつけていた。

 衛星テレビのスカイ(SkyTG24テレビによると、少女の母親は21日に病院に到着した。母親は事故があったときにトルコに滞在中で、父親と娘がパリ(Paris)からイタリアへ旅行していたことを知らなかったという。

 イタリア警察軍(carabinieri、カラビニエリ)高官はAFPに対し、父親に精神医学上の問題の履歴があることを確認したと述べた。

 イタリアのANSA通信によると、父親は21日か22日に裁判所へ出廷する。検察当局は、罪状について、傷害から殺人未遂に切り替える方針だという。(c)AFP