五輪出場を賭けIOCと争う姿勢を示すタヌー
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【7月22日 AFP】ギリシャの陸上短距離選手、エカテリニ・タヌー(Ekaterini Thanou)の弁護士は21日、英国放送協会(BBC)に対し国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)がタヌーの北京五輪への出場を禁じた場合には、IOCはタヌーとの争いに直面するかもしれないとの見解を示した。
2004年に開催されたアテネ五輪の開幕前日に、バイク事故に巻き込まれたことを理由に練習パートナーのコンスタンティノス・ケンテリス(Konstantinos Kenteris)と共に薬物検査を回避し、その結果として同五輪を欠場することになった33歳のタヌーは、北京五輪のギリシャ代表に選出された。しかし、IOCのジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長は、2004年に起こったことを理由にタヌーの五輪への参加を阻止しようとしている。
タヌーの弁護士を務めるGregory Ioannidis氏は、BBCのBBCスポーツ(BBC Sport)に対し、タヌーの五輪出場を阻むことは「職権乱用」と「人権侵害」であると伝えた。
Ioannidis氏は、「カテリニ(エカテリニ)は、北京で戦いたいと言っていた。彼女が出場できると信じている。反対を主張する人物は、うわべなものではなく説得力のある正当な理由を示さなければならない。彼女を除外しようとする動きは、職権の乱用、五輪憲章違反、そして人権と確立された法原則への侵害に値する」と語っている。
薬物検査を受けなかったことで3度目の検査回避となったタヌーとケンテリスには、2年間の出場停止処分を下された。処分期間はすでに終わっているが、タヌーとケンテリスは、現在でもギリシャでバイク事故の偽証と証拠改ざんの罪に問われている。
IOCはタヌーとケンテリスに起こったことを調査するため規律委員会を立ち上げたが、両選手は五輪出場を辞退した。この結果IOCは薬物検査回避の問題に関しての権限を失うことになった。それでも、IOCは「ケンテリスとタヌーの今後の五輪への出場には、IOCによる手続きを踏まなければならない」との発表を行った。そしてロゲ会長は、当時のこの発表を理由に、タヌーを北京五輪に出場させないことを示唆していた。
タヌーの問題は、8月2日と3日に開かれるIOC理事会で話し合われる。(c)AFP
2004年に開催されたアテネ五輪の開幕前日に、バイク事故に巻き込まれたことを理由に練習パートナーのコンスタンティノス・ケンテリス(Konstantinos Kenteris)と共に薬物検査を回避し、その結果として同五輪を欠場することになった33歳のタヌーは、北京五輪のギリシャ代表に選出された。しかし、IOCのジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長は、2004年に起こったことを理由にタヌーの五輪への参加を阻止しようとしている。
タヌーの弁護士を務めるGregory Ioannidis氏は、BBCのBBCスポーツ(BBC Sport)に対し、タヌーの五輪出場を阻むことは「職権乱用」と「人権侵害」であると伝えた。
Ioannidis氏は、「カテリニ(エカテリニ)は、北京で戦いたいと言っていた。彼女が出場できると信じている。反対を主張する人物は、うわべなものではなく説得力のある正当な理由を示さなければならない。彼女を除外しようとする動きは、職権の乱用、五輪憲章違反、そして人権と確立された法原則への侵害に値する」と語っている。
薬物検査を受けなかったことで3度目の検査回避となったタヌーとケンテリスには、2年間の出場停止処分を下された。処分期間はすでに終わっているが、タヌーとケンテリスは、現在でもギリシャでバイク事故の偽証と証拠改ざんの罪に問われている。
IOCはタヌーとケンテリスに起こったことを調査するため規律委員会を立ち上げたが、両選手は五輪出場を辞退した。この結果IOCは薬物検査回避の問題に関しての権限を失うことになった。それでも、IOCは「ケンテリスとタヌーの今後の五輪への出場には、IOCによる手続きを踏まなければならない」との発表を行った。そしてロゲ会長は、当時のこの発表を理由に、タヌーを北京五輪に出場させないことを示唆していた。
タヌーの問題は、8月2日と3日に開かれるIOC理事会で話し合われる。(c)AFP