リッコ 今大会3人目の薬物陽性反応
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【7月18日 AFP】サウニエルデュバル・スコット(Saunier Duval-Scott)のリカルド・リッコ(Riccardo Ricco、イタリア)が禁止薬物の陽性反応を示したというニュースで、2008ツール・ド・フランス(2008 Tour de France)が3度目のドーピングスキャンダルに揺れた。
リッコは17日に行われた第12ステージのスタートを前に、混乱状態となったチームバスの外でフランス当局に囲まれ拘留された。レース中の全てのドーピング検査を行うフランス反ドーピング機関(Agence Francaise de Lutte contre le Dopage、AFLD)がリッコの検査結果でエリスロポエチン(Erythropoietin、EPO)の陽性反応を確認した。また第4ステージ終了後にリッコが提出した尿サンプルには、持続性エリスロポエチン受容体活性化剤(Continuous Erythropietin Receptor Activator、CERA)も含まれていた。
ラヴラネからナルボンヌまでの第12ステージのスタートラインについていたサウニエルデュバル・スコットの黄色のジャージを着ていた選手たちは、グリニッジ標準時(GMT)12時前にチームバスへ引き返した。サウニエルデュバル・スコットのスポークスマンは「何が起きたのか解明されるまで自転車競技への取り組みを中止することを決定した。リッコはただのライダーではなく、トップライダーだ。私たちのチームとツール・ド・フランスの利益のためにこの決定を下した。我々は何も起こらなかったかのように振舞うことはできない」とコメントし、レースからの撤退と事態が沈静化するまで自転車競技へ参加しないことを表明した。
これでリッコはフランス当局から尋問を受ける3人目の選手となった。これまでリクイガス(Liquigas)のマヌエル・ベルトラン(Manuel Beltran、スペイン)が、EPOの陽性反応で疑いをかけられチームから出場停止処分を受け、16日にはバルロワールド(Barloworld)のモイセス・ドゥエナス(Moises Duenas Nevado、スペイン)もEPOの陽性反応を示したため拘留されている。
しかしながら、リッコは反ドーピング当局の罠にかかった選手の中でも群を抜いたビッグネームとなる。第91回ジロ・デ・イタリア(2008 Giro d'Italia)ではアスタナ(Astana)のアルベルト・ コンタドール(Alberto Contador、スペイン)に次いで総合2位に入ったリッコは、イタリア自転車競技界ではツールとジロを制覇した故マルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏以来の存在と注目され始めていた。
AFLDから標的にされた選手の1人と報じられ、ドーピング疑惑のスポットライトを浴びせられていたリッコは、生まれながらにヘマトクリット値が高く50パーセントを超えている。これはリッコの血中に酸素の多い赤血球が多くあることを意味する。
優勝を飾った第9ステージ終了後のインタビューでリッコは「何も心配することはないと分かっている。僕の血液値は高いんだ。でもこれは子供の頃からなので、僕にとっては普通のことなんだ。国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)も理解しており、それが生まれながらに高いということを証明し、認めてもらっている」と語っていた。(c)AFP/Justin Davis
リッコは17日に行われた第12ステージのスタートを前に、混乱状態となったチームバスの外でフランス当局に囲まれ拘留された。レース中の全てのドーピング検査を行うフランス反ドーピング機関(Agence Francaise de Lutte contre le Dopage、AFLD)がリッコの検査結果でエリスロポエチン(Erythropoietin、EPO)の陽性反応を確認した。また第4ステージ終了後にリッコが提出した尿サンプルには、持続性エリスロポエチン受容体活性化剤(Continuous Erythropietin Receptor Activator、CERA)も含まれていた。
ラヴラネからナルボンヌまでの第12ステージのスタートラインについていたサウニエルデュバル・スコットの黄色のジャージを着ていた選手たちは、グリニッジ標準時(GMT)12時前にチームバスへ引き返した。サウニエルデュバル・スコットのスポークスマンは「何が起きたのか解明されるまで自転車競技への取り組みを中止することを決定した。リッコはただのライダーではなく、トップライダーだ。私たちのチームとツール・ド・フランスの利益のためにこの決定を下した。我々は何も起こらなかったかのように振舞うことはできない」とコメントし、レースからの撤退と事態が沈静化するまで自転車競技へ参加しないことを表明した。
これでリッコはフランス当局から尋問を受ける3人目の選手となった。これまでリクイガス(Liquigas)のマヌエル・ベルトラン(Manuel Beltran、スペイン)が、EPOの陽性反応で疑いをかけられチームから出場停止処分を受け、16日にはバルロワールド(Barloworld)のモイセス・ドゥエナス(Moises Duenas Nevado、スペイン)もEPOの陽性反応を示したため拘留されている。
しかしながら、リッコは反ドーピング当局の罠にかかった選手の中でも群を抜いたビッグネームとなる。第91回ジロ・デ・イタリア(2008 Giro d'Italia)ではアスタナ(Astana)のアルベルト・ コンタドール(Alberto Contador、スペイン)に次いで総合2位に入ったリッコは、イタリア自転車競技界ではツールとジロを制覇した故マルコ・パンターニ(Marco Pantani)氏以来の存在と注目され始めていた。
AFLDから標的にされた選手の1人と報じられ、ドーピング疑惑のスポットライトを浴びせられていたリッコは、生まれながらにヘマトクリット値が高く50パーセントを超えている。これはリッコの血中に酸素の多い赤血球が多くあることを意味する。
優勝を飾った第9ステージ終了後のインタビューでリッコは「何も心配することはないと分かっている。僕の血液値は高いんだ。でもこれは子供の頃からなので、僕にとっては普通のことなんだ。国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)も理解しており、それが生まれながらに高いということを証明し、認めてもらっている」と語っていた。(c)AFP/Justin Davis