【7月17日 AFP】ケニア当局は16日、ナイロビ(Nairobi)国際空港で、象牙を密輸しようとした容疑で中国人3人を逮捕した。

 ケニア野生生物保護庁(Kenya Wildlife Service)によると、この3人(女性2人、男性1人)は象牙2.2キロを所持していたものの許可証を持っていなかったため密輸容疑で逮捕された。

 3人は、ケニアに4日間滞在し、ジンバブエの首都ハラレ(Harare)に向かおうとしていたという。

 象牙の密猟により、ケニアのゾウは1965年の約5万頭から1990年代初頭には約1万600頭にまで激減したが、保護活動や密猟防止対策により現在は約3万頭にまで回復している。

 ワシントン条約(「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」、Convention on International Trade in Endangered SpeciesCITES)で1989年に象牙の取引が禁止されたことも、ゾウの生息数回復に貢献した。(c)AFP