【7月17日 AFP】スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナ(FC Barcelona)からイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に1850万ユーロ(約31億円)で移籍したロナウジーニョ(Ronaldinho)が16日、ミランへの移籍が決まった喜びを語った。

 ミラノ・マルペンサ国際空港(Milan Malpensa International Airport)に到着したロナウジーニョは、ミラン・チャンネル(Milan Channel)に対して移籍が実現するまで長かったとの見解を示し「とても嬉しい。待ちに待ってここにやって来た。ミラノに来ることができて嬉しい。皆に多くの喜び与えたいと思う。ミランに来ることを心から望んでいた。いろいろあったけれど、とうとうミランの一員になった。この場に居れることが嬉しい。何度も言うが、皆を楽しませたい」と語っている。

 2004、05年と国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)が選出するFIFA年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)に輝いているロナウジーニョは、サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)では2007年FIFA年間最優秀選手のカカ(Kaka)やアレシャンドレ・パト(Alexandre Pato)など親しいブラジル人選手と共にプレーすることになる。

 それでもロナウジーニョは、ブラジル人選手だけの活躍でミランが世界トップレベルのチームとして君臨しているのではないことを理解しており、「ブラジル人が多くいるのは嬉しいが、ミランには他にも素晴らしい選手いる。全てに満足している」と語っている。

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)副会長は、ロナウジーニョは北京五輪への出場を自らの意思で決めることができるとの見解を示した。ガッリアーニ副会長は「すでにミランの選手だったならば、参加することはできなかった。ミランへの加入前に決めたことは尊重する」と語っている。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、ロナウジーニョにとって北京五輪への参加は調整のための良い機会になると考えている。アンチェロッティ監督は「コンディションを整えるためには良い機会だ。戻ってきたときには、準備ができているだろう。必要なのはフォーメーションに慣れることだけだろう」と語っている。

 アンチェロッティ監督は「ロナウジーニョで補強は終わりだ。アルベルト・パロスキ(Alberto Paloschi)、イニャツィオ・アバーテ(Ignazio Abate)、ダリオ・シミッチ(Dario Simic)はおそらくチームを去るだろうが、新たに選手がやって来ることはない」と話しており、イタリア代表ディフェンダーのジャンルカ・ザンブロッタ(Gianluca Zambrotta)、フランス代表ミッドフィールダーのマシュー・フラミニ(Mathieu Flamini)などを獲得した今夏の補強はロナウジーニョで終わりであるとの見解を示した。(c)AFP/Jeremy Inson