【7月16日 AFP】米カリフォルニア(California)州で路上生活者の男性2人に生命保険をかけて殺害し数百万ドルを取得したとされるヘレン・ゴーレイ(Helen Golay)被告(77)とオルガ・ルターシュミット(Olga Rutterschmidt)被告(75)についての判決公判が15日、ロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所で開かれ、David Wesley裁判官は終身刑を言い渡した。

 Wesley裁判官は両被告に対し、被害者は「食べ物と水、寝る場所が必要だっただけ。彼らは助けを必要としていた。被害者はあなた方から助けを得られると思っていたのだ。その代わり、この不幸な男性たちはあなたたちの強欲の祭壇の犠牲になった」と述べた。

 2被告は、1999年に路上生活をしていたポール・バドス(Paul Vados)さん(当時73)、2005年にはケネス・マクダビッド(Kenneth McDavid)さん(当時50)に生命保険をかけ殺害したとして「黒い未亡人」と呼ばれ、今年4月に殺人と共謀罪で有罪が決まっている。裁判所などによると2被告は事件発覚までに約300万ドル(約3億100万円)を得ていたという。

 マクダビッド氏は05年6月にウエストウッド(Westwood)で、バドス氏は1999年にハリウッド(Hollywood)の路上でそれぞれ車にひかれて死んでいた。(c)AFP