空港当局が空港周辺でのたこ揚げに罰金、インドネシア紙が批判
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【7月16日 AFP】インドネシア・ジャカルタ(Jakarta)のスカルノ・ハッタ国際空港(Sukarno-Hatta International Airport)周辺では、子どもたちのたこ揚げによって航空機の離着陸に危険がおよぶ可能性が出ており、空港当局は、罰金を科すなど取り締まりを強めている。だが、根本的な解決法だとはいえないとの声があがっている。
12日の地元英字紙ジャカルタ・ポスト(Jakarta Post)によると、空港当局は学校の休暇中、空港周辺で400枚以上のたこを子どもたちから没収したという。ただ没収に際していくらかの補償金が支払われるので、子どもたちはまた新しいたこを買いに行くだけだという。
空港当局は子どもの興味をそらせるための無料コーラン読書会などを企画したりもしたが、結局は最後の手段として、たこ揚げに対して、約1700ドル(約18万円)もしくは禁固6か月の罰則を設定した。
同紙は社説の中で「たこ揚げを楽しんでいた子どもらにとって、たこが没収されたのはつらい出来事だったにちがいない」と述べ、「空港周辺に住む住民らの多くは貧困ライン以下の生活を送っている。空港周辺に住んでも何もいいことはない」とした。
同紙は、離着陸の安全も確保し、なおかつ子どもたちも外で遊ぶことができる唯一の解決策は、人口過密で交通量も多いジャカルタに決定的に不足している公園を増やすことだと主張する。
「地元住民が、空港から何かしらの実益を受けることができるような大局的な解決法が示されない限り、たこ揚げを禁止してもあまり意味がない」(同紙)(c)AFP
12日の地元英字紙ジャカルタ・ポスト(Jakarta Post)によると、空港当局は学校の休暇中、空港周辺で400枚以上のたこを子どもたちから没収したという。ただ没収に際していくらかの補償金が支払われるので、子どもたちはまた新しいたこを買いに行くだけだという。
空港当局は子どもの興味をそらせるための無料コーラン読書会などを企画したりもしたが、結局は最後の手段として、たこ揚げに対して、約1700ドル(約18万円)もしくは禁固6か月の罰則を設定した。
同紙は社説の中で「たこ揚げを楽しんでいた子どもらにとって、たこが没収されたのはつらい出来事だったにちがいない」と述べ、「空港周辺に住む住民らの多くは貧困ライン以下の生活を送っている。空港周辺に住んでも何もいいことはない」とした。
同紙は、離着陸の安全も確保し、なおかつ子どもたちも外で遊ぶことができる唯一の解決策は、人口過密で交通量も多いジャカルタに決定的に不足している公園を増やすことだと主張する。
「地元住民が、空港から何かしらの実益を受けることができるような大局的な解決法が示されない限り、たこ揚げを禁止してもあまり意味がない」(同紙)(c)AFP