英カヌーイスト失踪詐欺事件、共犯の妻の公判開始
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【7月15日 AFP】英国でカヌー事故を装った失踪から5年以上を経て突如現れた夫ともに詐欺容疑で逮捕された妻、アン・ダーウィン(Anne Darwin)被告(55)の公判が14日、英北部のティースサイド刑事法院(Teesside Crown Court)で開始された。
公判初日、アンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)検事は「被告は夫の死を心底悲嘆しているかのように、非常にうまく周囲をだましていた。自らの息子たちをだますことさえ苦にせず、この詐欺事件の間、彼らに父親は海で失踪し亡くなったと信じ込ませていた」と追及した。アン・ダーウィン被告は詐欺罪に問われており、約25万ポンド(約5300万円)の罰金が科される可能性がある。
同じく起訴されているジョン・ダーウィン(John Darwin)被告は2002年3月、イングランド北東部の自宅付近の海をカヌーで航行中に失踪したとみられていた。しかし、2007年12月1日に突然ロンドン(London)の警察署に現れ、自分は記憶を喪失しており行方不明者だと思うと語った。
当時、パナマに移住していた妻のアン・ダーウィン被告は夫発見を知らされ、当初は驚いたふりをしていた。しかし、夫とともにパナマで2006年に撮影した写真が明るみに出て、夫の生存を知っていたことが暴露された。後にアン被告は英紙に対し、多額の負債を逃れるために夫の死を偽装したが、以後数年隠れて夫と住んでいたことを認めた。
夫が詐欺を強要したと主張しているアン被告について、検察は14日の公判で、夫婦の経済的窮地から被告は完璧にうそを演じたと指摘した。ロバートソン検事は「夫妻は破産の危機にあり、両者ともそれを不名誉と感じ、避けたいと願った。この経済的窮地がこの詐欺事件の原因の1つだった」と述べた。「最初の思いつきはおそらくアン被告ではなくジョン被告のものだっただろうが、アン被告の演じた役割はジョン被告と同等どころか重要であり、極めて冷静沈着にそれを演じきった」(c)AFP
公判初日、アンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)検事は「被告は夫の死を心底悲嘆しているかのように、非常にうまく周囲をだましていた。自らの息子たちをだますことさえ苦にせず、この詐欺事件の間、彼らに父親は海で失踪し亡くなったと信じ込ませていた」と追及した。アン・ダーウィン被告は詐欺罪に問われており、約25万ポンド(約5300万円)の罰金が科される可能性がある。
同じく起訴されているジョン・ダーウィン(John Darwin)被告は2002年3月、イングランド北東部の自宅付近の海をカヌーで航行中に失踪したとみられていた。しかし、2007年12月1日に突然ロンドン(London)の警察署に現れ、自分は記憶を喪失しており行方不明者だと思うと語った。
当時、パナマに移住していた妻のアン・ダーウィン被告は夫発見を知らされ、当初は驚いたふりをしていた。しかし、夫とともにパナマで2006年に撮影した写真が明るみに出て、夫の生存を知っていたことが暴露された。後にアン被告は英紙に対し、多額の負債を逃れるために夫の死を偽装したが、以後数年隠れて夫と住んでいたことを認めた。
夫が詐欺を強要したと主張しているアン被告について、検察は14日の公判で、夫婦の経済的窮地から被告は完璧にうそを演じたと指摘した。ロバートソン検事は「夫妻は破産の危機にあり、両者ともそれを不名誉と感じ、避けたいと願った。この経済的窮地がこの詐欺事件の原因の1つだった」と述べた。「最初の思いつきはおそらくアン被告ではなくジョン被告のものだっただろうが、アン被告の演じた役割はジョン被告と同等どころか重要であり、極めて冷静沈着にそれを演じきった」(c)AFP