【7月14日 AFP】ローマ(Rome)では12日から、歴史的建造物や遺跡付近での飲食が法律で禁止されている。「永遠の都市」の名前を損なわないようにするための試みだ。

 ローマの日刊紙イル・メッサジェロ(Il Messaggero)によると、この新しい法律は、史跡や遺跡付近で叫ぶことや寝ることも禁止しており、違反すると50ユーロ(約8500円)の罰金が科せられるという。

 毎年数百万人の観光客が訪れるローマでは、週末ともなると、各観光地にゴミが散乱する。

 フィレンツェ(Florence)やベネチア(Venice)では、すでに同様の法律が施行されている。(c)AFP