【7月9日 AFP】(写真追加)北海道洞爺湖サミット(G8 Hokkaido Toyako Summit)は9日、米国、中国、インドなど16か国が参加して主要排出国の首脳会合が行われたが、具体的な数値目標を盛り込むことはできなかった。

 各国は長期的な温暖化ガス排出量削減で協力することで合意した、会合後「気候変動は我々の時代における最も重要な世界的課題の1つだ」などとする共同声明が発表された。

 また、京都議定書後の国際的な温暖化防止の枠組みを決めるため2009年12月にデンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議の成功を目指すとしたが、共同声明には具体的な期限や各国の温暖化ガス削減の具体的な数値目標は盛り込まれなかった。(c)AFP