日経平均株価13000円の攻防が焦点
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【7月9日 IDO Securities】
昨日は日経平均の大幅反落を受けて円が主要通貨に対して全般的に強含み、ドル円は107円を割り込んだ。NY時間にはバーナンキ議長による「プライマリー・ディーラー向け貸出、年末を越えて延長する可能性」「証券会社の破綻処理手続きに関する提案を支持」「対証券会社融資の規律を緩める可能性」「金融機関の破綻処理は財務省が主導を」などの発言を受けてドルが買われ、原油急落や米株上昇もあり、107円台半ばに上昇。
本日は、北海道洞爺湖サミットの最終日。午後に福田首相が議長記者会見を行う予定だが、昨日既に首脳宣言が出されており、市場への影響は限定的か。首脳宣言では為替について「多額且つ増加する経常収支黒字を有するいくつかの新興市場国の実効為替レートが、必要な調整が進むように変動することが重要」との文言が盛り込まれた。G7(先進7カ国・財務相・中央銀行総裁会議)と異なり、G8声明は必ず為替に言及する訳ではなく、先月のG8財務相会合声明で為替に言及されなかったにも関わらず、今回の声明で為替に言及したことは予想外だったが、「ドル安是正」とは関係のない文言であったことで、市場への影響は限定的となっている。
商品市場では、独立記念日がマーケットの節目になることが多いといわれているが、原油・貴金属・穀物市場ともに独立記念日明けから大幅反落となっている。どの銘柄も値位置が高い故に市場参加者が高所恐怖症となっている側面もあろうが、多少の修正幅では、長期トレンドは崩れない構造である点にも注意したい。今晩の週間在庫統計に注目したい。
昨日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。ザラバ中には1万3000円割れとなり、E=13030円、V=13140円を達成する場面もあったが、大引けにかけては押し目買いや売り方の買い戻しが入り、1万3000円台は維持している。本日は、NY株高を受けて高寄り予想だが、遅行線の逆転に続き、一目均衡表の雲の下限を終値ベースで割り込んでおり、早々に雲を回復しないようなら戻り売り基調が意識されるチャート形状だ。3月安値から6月高値までの上昇に対する50%押し(1万3146円14銭)とも一致する心理的な節目13000円を維持できるか否かが短期的な焦点。13000円を割り込んでくるようだと、61.8%押しの1万2802円72銭、3月31日安値1万2709円28銭、全値押しの1万1691円などが意識される流れに。(菊川弘之)
[当情報は情報提供を目的としており、当社取り扱い商品に係わる売買を勧誘するものではありません。内容は正確性、完全性に万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。また、当情報により生じた、いかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。]
(c)アイディーオー証券株式会社
昨日は日経平均の大幅反落を受けて円が主要通貨に対して全般的に強含み、ドル円は107円を割り込んだ。NY時間にはバーナンキ議長による「プライマリー・ディーラー向け貸出、年末を越えて延長する可能性」「証券会社の破綻処理手続きに関する提案を支持」「対証券会社融資の規律を緩める可能性」「金融機関の破綻処理は財務省が主導を」などの発言を受けてドルが買われ、原油急落や米株上昇もあり、107円台半ばに上昇。
本日は、北海道洞爺湖サミットの最終日。午後に福田首相が議長記者会見を行う予定だが、昨日既に首脳宣言が出されており、市場への影響は限定的か。首脳宣言では為替について「多額且つ増加する経常収支黒字を有するいくつかの新興市場国の実効為替レートが、必要な調整が進むように変動することが重要」との文言が盛り込まれた。G7(先進7カ国・財務相・中央銀行総裁会議)と異なり、G8声明は必ず為替に言及する訳ではなく、先月のG8財務相会合声明で為替に言及されなかったにも関わらず、今回の声明で為替に言及したことは予想外だったが、「ドル安是正」とは関係のない文言であったことで、市場への影響は限定的となっている。
商品市場では、独立記念日がマーケットの節目になることが多いといわれているが、原油・貴金属・穀物市場ともに独立記念日明けから大幅反落となっている。どの銘柄も値位置が高い故に市場参加者が高所恐怖症となっている側面もあろうが、多少の修正幅では、長期トレンドは崩れない構造である点にも注意したい。今晩の週間在庫統計に注目したい。
昨日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落。ザラバ中には1万3000円割れとなり、E=13030円、V=13140円を達成する場面もあったが、大引けにかけては押し目買いや売り方の買い戻しが入り、1万3000円台は維持している。本日は、NY株高を受けて高寄り予想だが、遅行線の逆転に続き、一目均衡表の雲の下限を終値ベースで割り込んでおり、早々に雲を回復しないようなら戻り売り基調が意識されるチャート形状だ。3月安値から6月高値までの上昇に対する50%押し(1万3146円14銭)とも一致する心理的な節目13000円を維持できるか否かが短期的な焦点。13000円を割り込んでくるようだと、61.8%押しの1万2802円72銭、3月31日安値1万2709円28銭、全値押しの1万1691円などが意識される流れに。(菊川弘之)
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