【7月9日 AFP】ドイツ西部シュパイヤー(Speyer)で5日、48歳の女性宅を訪問した「友人」が30時間ぶっ通しで話をし続け、耐えきれなくなった女性が消防当局および警察に「救助」を要請する騒ぎがあった。地元当局が8日、明らかにした。

 報道によると、女性宅を訪問した友人は個人的な問題についてとりとめもなく話し続け、そのうちだんだん泥酔状態になってきたという。

 地元警察は「想像を絶する30時間を過ごし、友人の帰宅を促すことにも失敗し続けた女性は、救急車を呼ぶしかなかった」としている。

 救急車は到着したものの、救急隊員はこの友人を外に連れ出すことを拒否。仕方なく女性は警察に通報し、警察官が友人を家まで送っていったという。

 警察によると、この友人が何らかの罪に問われることはないという。(c)AFP